150トン戦車が旧日本軍時代に存在したかも?!設計図が発見される?!
Kobaです♪
旧日本陸軍の時代に「150トン戦車」の設計図が実在したそうです!!
150トン戦車は全長10.1m、高さは3.6m。
当時は物資がなかった為に鋼板が入手できずに製作もなかなか捗らなかったようですね。
1941年4月に三菱重工に発注されて1942年4月に最初の試作品がテストされています。
その当時の仕様書、図面、作業日誌や報告書などが古書市場で発見されて軍用車両研究家で知名度のある精密模型メーカー「ファインモールド」の社長の鈴木邦宏さんが入手。
現在は復元模型づくりを手掛けている最中だとか。
秘密を保持するためにミト車、オイ車などと呼ばれていたようですね。
このミト車ですが第二次大戦で活躍したドイツの「キングタイガー」の戦車よりも遥かに大きくその当時では世界一と言われています。
試運転までこぎつけたものの幻で終わってしまったのは、材料不足。
戦局が悪化したために途中で解体する羽目になったようですね。
当時の軍部組織が現場運用や材料の補給をいかに無視していたかが作業日誌などから偲ばれると模型製作を手掛けている鈴木さんはコメントしています。
この150トン戦車もそうですが、戦時中には飛行機も資材不足で殆ど製作されていないという現状が当時はありました。
幻の飛行機製造工場と言われている立川飛行機(立飛ホールディングス)などがそうです。
こちらは、戦後70年目に国会図書館から発見されています。
組み立て工場、倉庫など17棟からなる大型工場で最大の建物で100m×60mになるそうです。
こちらは、ほぼ機能せずに戦後を迎えた為に幻の飛行機工場と呼ばれていたとか。
現地には今は昔の面影を残すものはないそうです。
こうして見ると、かなり無駄な労力を日本は使っていたことになりますね。
当時は、敗けるとは思っていなかったのでしょうか。
そうでなければ、このような大がかりな飛行場製造工場や150トンの戦車などを発案することはなかったのでは。
資材がなければ作れませんから。
こういう部分は、無駄に公共事業施設に税金を使っている今の政治家とあまり変わりがないように思いました。
今日も最後まで読んで頂き有難うございました。