保育士の給料が10万円上がれば復職する?平均給与が11万円も安い?
kobaです。
現在、保育園不足が問題になっていますね。
そして、更に問題なのは保育士不足です。
現状では売り手市場状態で6施設のうち1施設しか保育士を確保できない状況です。
どこでも優秀な人材が欲しいのは同じことです。
求人を出す場合にも1年勤続した場合には会社負担で1週間、海外旅行に行けるなど会社側も様々な特典をつけるのに必死です。
昔は、女の子の将来の夢に保母さんという職業は必ず上位にランクキングされていました。
ところが今は、なり手がいないようです。
これには、保育士の待遇面に問題があるようです。
日本の平均給与が約33万円なのに対して保育士の平均給与は約21万円。
それも21万円は良いほうで、ベテランの保育士でも手取り15万円弱という人がザラのようです。
しかも、保育士という仕事は自宅でも保育園に飾るお飾りを作ったり、とにかく公私のメリハリがつきにくい職業です。
好きじゃないとできないですね。
まして、他人様のお子さんの命を預かるわけで、公園などで遊ばせるのにも非常に神経を遣うでしょう。
保育士さん1人で5人のお子さんの面倒看るのは大変な作業です。
安倍総理が保育士の給与を上げる政策を掲げています。
既に平成27年4月から実施されていますが、保育士の給与を平均5%改善するというもの。
ただ、5%では20万円の給与として1万円のアップでしかありません。
そして、この上がる給与分は税金からの負担。
少しは自分達の給与を下げて国の政策に回すという気持ちはないのでしょうか?
この点が、いつも疑問に思う点です。
保育士の給与が薄給な為に転職した人も多く、保育士の給与アップの暫くの目的は、こうした転職した人を復職させることのようです。
テレビで、「幾ら給与がアップしたら保育士として復職仕手も良いか?」という質問に「6万~10万円」と答えた人が多かった。
やはり、国の政策と国民の意識にはかなりのズレがあり埋まりませんね。
どう考えても、この保育士の待遇面の改善に関しても、その場しのぎにしか感じられません。
ちゃんと真剣に考えているのであれば、給与のアップ率も現状をリサーチして裏付けを取ってから決めるはず。
今回の件で益々、日本の政治に不信感が湧いてしまいました。
あなたは、どう思われますか?
今日も最後まで読んで頂き有難うございました。