2016年問題はライブ会場が不足する?問題提起されるが…
kobaです。
首都圏の劇場やホールが2016年には不足することが問題になっています。
何でも2020年の東京オリンピック・パラリンピックの関係で首都圏の大型施設閉鎖、再建築、改修時期が重複してしまうためだとか。
これにより芸術関係者、マスメディア関係者の危機感を感じて日本芸能実演家団体協議会の会長能楽師の野村萬さん、サカナクションの山口一郎さん、JAM Projectの影山ヒロノブさんが時期の調整と代替施設確保を提起しました。
すでに今年には都内では青山劇場(収容数1200人)が閉鎖、日本青年館(収容数1360人)が一時閉館、渋谷公会堂(収容数2084人)が建て替えで一時閉館。
来年は、横浜アリーナ(収容数1万7000人)、さいたまスーパーアリーナ(収容数3万7000人)の改修工事が予定されています。
この工事の影響で6万席以上が使用できなくなります。
現状は、今、全国ツアーをプランニングする場合、都内の会場は約2年後でないと予約できない状況だとか。
そうなると、どんどん小規模の会場に移行していくことになると思われますが。
芸能関係の方達はかなりのダメージを受けることになりますね。
バレエに関しては「五反田ゆうぽうと」が今秋に閉館されてかなりの影響を受けているようです。
能楽やクラシックコンサートなども会場が閉鎖されることで公演できなくなってしまいますね。
首都圏の会場が閉鎖されることで地方での公演にも影響してくるとか。
まずは、首都圏の売上を主力にして地方公演を行っていくことが多いので首都圏でコンサートができないと地方でもコンサートができなくなる可能性が出て来るそうです。
日本には無駄な施設が使われないまま、かなりの数放置されています。
政治家が立候補したときに中途半端に建設されたり、限定期間のパピリオンの為に無駄に作られた施設の幽霊化など。
そうかと思えば、こういう肝心な施設の問題については利用関係者から問題提起されないとスルーになるって、日本の政府は何を考えているのでしょうね。
いつも思うのですが、やることがチグハグ過ぎます。
今日も最後まで読んで頂き有難うございました。