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終戦70周年記念ドラマや番組を見て感じること

こんにちはkobaです。

今年は、終戦70周年ということで各テレビ局で様々な番組が企画されて放送されています。

 

考えてみると、たかだか70年前に戦争が終わったんですよね。

 

70年って、それほど前ではありません。

 

でも、その70年の間に日本は目覚ましい復興を遂げました。

 

「産めよ!増やせよ!」と叫ばれた時代でもありましたね。

 

近々、放送される作品で「妻と飛んだ特攻兵」という作品があります。(8/16 21時から放送)

 

主演は、成宮寛貴さんと堀北真希さん。

 

実話が基になっています。

 

ドラマでは、戦争前後の夫婦の愛のカタチを食卓を囲むシーンなどの空気感で表現しています。

 

 

戦争がテーマになっていますが、ドラマ自体はラブストーリーになっています。

 

この話は、戦争終結後に夫婦で特攻機に乗り特攻するという話です。

 

ドラマの見せ場では、堀北真希さんが真っ白のワンピースで成宮寛貴さんの特攻機に乗り込みます。

 

そんな事実があったなんて…。

 

 

SPドラマ「レッドクロス」の女性の赤紙にも驚きましたけど、まだまだ日本には知らない戦時中の事実が埋もれているのかもしれません。

 

 

この御夫妻は、自分の意志で敵国のソ連軍戦車隊に特攻したということで国は認めていなかったとか。

 

特攻なので二人共、殉死しています。

 

現在でも、そのお二人を祀った慰霊碑が世田谷山観音寺に存在します。

 

堀北真希さんは、実物大で再現された特攻機に乗っていますが、戦闘機がかなり大きくてビックリしたとか。

 

機体のわりにコックピットが小さくてエンジンが大きく前方が殆ど見えない状態だとか。

 

操縦も敵への特攻もどうやってしたのかと感じるような作りになっているそうです。

 

最後に二人が機体の中でどんな言葉を交わすのか…。

そこに、ドラマで伝えたい真実が隠されているようです。

 

 

実在した、成宮寛貴さんが演じる山内節夫さんは、難関と言われていた陸軍特別操縦見習士官に合格。昭和19年のことでした。

 

その後、少尉となり任地の満洲に渡る直前に遠縁にあたる房子さんと結婚。

 

翌年、節夫さんが房子さんを満洲に呼ぶまで二人は別々に生活をしていました。

満洲で幸せな新婚生活をしながらも、ついに関東軍の出撃命令が…。

 

彼らは戦争に二人で自分達なりに立ち向かって行くのでした。

 

 

当時は、男性は戦地に赴くのが当たり前で、結婚しても一緒に暮らせないのが当たり前、そのことを辛いとか悲しいとか考えてはいけない時代だったんですね。

全ては、お国のため。

 

房子さんの他にも、もう一人、白いワンピースを着て特攻機の後ろに乗り込んだ女性がいました。

その女性は、少尉と愛人関係にあった女性。

このとき、11機が共に降伏した日本を尻目にソ連軍に特攻を試みる計画をしていました。

 

特攻をした原因は、満洲で日本人を虐殺し続けるソ連軍に対しての報復。

 

生きて捕虜として汚辱を受けるよりは潔い死をということだったようです。


 

今迄、闇に葬られた状態だったのは、女性を特攻機に乗せたということが軍規違反とみなされていたからです。

 

私達、現代人もやはり過去に戦争があった事実を決して忘れてはいけないと思います。

 

今日も最後まで読んで頂き有難うございました。