メラニズムとアルビノは神様のいたずら?!
kobaです。
あまり聞き慣れない言葉ですが…。
アルビノは、メラニン色素が先天性により欠乏している個体で、メラニズムは先天性により濃い色合いのメラニン色素が発生しやすい個体のことです。
ある意味、突然変異と言えるかもしれません。
動物には、どちらも存在します。
虎などは、よく白い虎がニュースで取り上げられていますけど白さにもランクがあり縞が見えないくらいの白さは「スノーホワイトタイガー」と呼んでいます。
白い動物は神の使いのように神々しさえ感じますね。
カラスにも白いカラスが存在しますが、神話では太陽神アポロンに仕えていたのは白いカラスだったそうです。
余談ですが、セキセイインコはハーフサイダーと呼ばれています。
両親から引き継ぐ色素遺伝子が偶然綺麗に別れたり性別による模様の違いであの美しい何色もの色合いになるのだとか。
そして、メラニズムですが。
黒くなった諸説が色々あります。
・主に夜間に体の色を黒くすることで外敵から身を守っていた。
・環境汚染などの自然破壊による遺伝子上の突然変異。
・オゾン層の破壊による紫外線量の増加への防御反応の為。
※ちなみに、黒いほうが紫外線の透過率を下げる効果があります。
人間にもアルビノは存在します。
日本ではあまり知られていませんが、やはり色素がなく髪や睫毛なども真っ白です。
又、弱視で紫外線に対する耐性も少ない為、日常生活の中で日光を避けて生活をしなくてはなりません。
皮膚ガンにもなりやすいので注意が必要です。
2万人に1人の割合で産まれています。
アルビノの有名なモデルさんでナスチャ・クマロヴァさんがいます。
その幻想的は美しさは「エルフの女王」と呼ばれるほど。
本当に天使が舞い降りてきたような人間離れした美しさです。
又、白い黒人、ショーン・ロスもモデルとして活躍しています。
しかし、世界ではこのアルビノの人達は一部の心なき人間に殺害されているんです。
何でもアフリカのブルンジ共和国では、アルビノの肉体は富と幸運をもたらすと信じられている為、アルビノの体を高値で売買している人間がいるそうです。
特に狙われるのは子供達。
アフリカのブルンジ共和国でアルビノを売却すれば1人あたりで60年間、何もしないで生活できるとか。
タンザニアではアルビノを守る運動が始まっておりアルビノの国会議員も誕生したことからアルビノの救いの神になることが期待されています。
どこにでも乱獲したり悪い人間はいるものですが、少しでもアルビノの方達がそういう連中から守られていくようになることを願わずにはいられません。
今日も最後まで読んで頂き有難うございました。