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奨学金を利用した学生が「返済したくない!」とメディアで宣言?!

 

 

kobaです。

今朝のニュースで奨学金を借りた学生が「返済をしたくない!」とメディアで宣言しました。

 

彼女の言い分としては「学習する為に借金をするの社会に期待は持てない!!」というもの。

 

現在は、奨学金を返済できない滞納者が約33万人いるそうです。

 

特筆すべきは無作為にアンケート結果で滞納している人の職業で最も多いのが「常勤社員」という点です。

無職や専業主婦などには延滞者が少ないという点。

年収も無延滞納者の場合は、200万から300万円がトップ。

次が400万円と決して返済が不可能な年収ではありません。

 

ただ、滞納している理由は家計が苦しいというものです。

 

⇒平成24年度の奨学金の滞納状況

 

元々、奨学金制度は家計が苦しい状況の中、子供が学校に進学する為に国から援助を受ける制度です。

 

奨学金制度には様々な機関がありますが、現在、最も利用されているのは日本学生支援機構(JASSO)です。

 

JASSOの場合は、日本の短期大学、高等専門学校専修学校、大学院進学希望、又は海外留学を希望する人が対象になります。

 

しかし、支援を受けられるわけではありません。

 

・学業が優秀だが経済的に就学が困難な場合。

・学習意欲があるが家計の事情で就学が困難な場合。

 

 

 

後者は審査基準が緩いですが金利がつきます。

金利は固定方式か変動式か選べますが3%上限が原則です。

 

JASSOの場合は、奨学金制度を利用した人の経済事情により返済期間の相談に乗ったり支払い金を減額するなどかなり理解のある制度を設けています。

 

よくあるのは、学業やスポーツなどが優秀で授業料が一部全額免除になる制度。

 

返済不要の給付型の奨学金制度もありますが、これは学校以外の複数の団体が支援してます。

⇒返済不要の給付型奨学金制度支援団体一覧

 

 

複数の団体から支援を受ければ学生時代の資金を全額賄うことも可能でしょう。

 

最初に紹介した利子付き奨学金の場合は、借りた金額よりも返済金額のほうが大きくなり、その点がデメリットと言えるでしょう。

 

⇒利子付奨学金のデメリット

 

 

万が一、奨学金が返済できない場合は、支援団体から催促が来て法的措置という流れになります。

裁判でまず滞納者が勝訴することはありません。

延滞者として「個人信用情報機関」に登録されますと、クレジットカードの発行、自動車や住宅ローン、などの利用ができなくなります。

 

ですので、返済が困難な場合は、奨学金返済免除の申請をすることをお勧めします。

 


借りたお金は返済するのが常識です。

そのまま返済せずに放置というわけにはいきません。

その場合は、社会的措置を受けることは免れないでしょう。

 

奨学金を利用する場合は、事前によく調べてから利用することが大切です。

 

「借りて返さない!」は社会的には通りませんから。

 

 

今日も最後まで読んで頂き有難うございました。